子に還る迷子について
希死願望が頭をもたげ、
外出することが難しくなったときに、
思いを残すことを目的に書きました。
誰かに読んでもらうために書き始めたわけではありません。
自らの思いを言葉にすることに、
少なからず救済を求めていたからだと思います。
不規則な睡眠の中で、
必ずと言ってよいほどに夢を見ました。
それらを繋ぎ合わせることによって、
この物語は始まり、
そして終わりました。
目を通していただける幸いです。
また、
誰かの心が少しであっても、
軽くすることがあれば、
それもまた幸いです。