深く暗い海底に沈み

精神的に落ち込んだときの記録

すみか について


この物語は、

私がアイルランドにいたときの景色を思い返しながら書きました。


朝の陽光はとても清々しく、

川に反射する光は、

それ自体よりも神聖なものに見えました。


景色の美しさを書きたいがために、

登場人物たちがとても朧げな存在になり、

抽象的でまとまりがないように思います。


景色の美しさを感じる心のゆとりを、

当時は切望していたのだと思います。


いつも、

書くことは私の救済であるように感じます。


目を通していただけますと幸いです。